その最大の魅力は、高い抗酸化成分を含むことです。
健康を意識して食べ続けているというファンも多く、
原谷さんのもとには、体調改善の喜びの声が届くそうです。
抗酸化成分が高いということは、
味もよく、鮮度も長持ちするということ。
にんじん自体が元気だからこそ、北海道からの輸送時間を物ともせず、おいしさが持続するのです。
また、原谷さんのにんじんはエグ味が薄く、にんじん本来の甘さと香りで
という声も届くのだとか。「子どもの頃からずっとにんじんが苦手だったのに、これはおいしい!」
そんな原谷さんのにんじんですが、今の品質に至るまでには苦しい時期もありました。
現在は有機肥料主体で栽培を行う原谷農園。
しかし、もともとは化学肥料や農薬に頼った栽培をしていました。
そのためか、東京へ長距離輸送でにんじんを送るとクレームが多発。
多くの方に自分の野菜を食べてもらいたい。「もたないんだよなぁ~品質が東京まで」
でもその願いはかないません。
そんな折、有機栽培に取り組む農家さんとの出会いがありました。
原谷さんはその方の語る
という考えに感銘を受け、化学肥料や農薬に頼らない、自然な栽培への転換を決意しました。「身体を元気にしてくれる野菜 すなわち生命食」
しかしながら、過剰に肥料が投与された土が、健全な状態に変わるには何年もかかります。
原谷さんは地道な作業と研究で、毎年一歩ずつ土の改善を進めてきました。
その結果、自身も驚いてしまうほど健康的なにんじんが誕生したといいます。
としみじみ。「やっぱ出会いだなぁ~」
農法を変えるのはとても勇気のいることです。
当時、「生命食」を教えてくれた仲間との出会いが、今では原谷さんの財産です。
今は更に抗酸化成分の高い紫人参にも挑戦中の原谷さん。
原谷さんの人参が人々の笑顔に繋がっています。
畑:北海道北見市
生産者:原谷 清作、原谷 義成
作物:人参(7月~1月 ※貯蔵量次第)
生産者:原谷 清作、原谷 義成
作物:人参(7月~1月 ※貯蔵量次第)