「イノベーションが起きにくい農業界に新しい風を吹かせ、日本の農業をよりよくしたい。」
そんな思いを胸に、野菜づくりに新規参入したのが始まりです。
玉造さんも、脱サラして農業の道を志しました。
とはいえ野菜づくりはゼロからのスタート。
「どうしたら芽が出るのか」すら知りませんでした。
一番頼りにしたのはなんと学術論文。
論文を探しては、書いた人に会いに行き、自分の畑で試してみる。
とにかく勉強・挑戦・検証を繰り返し、記録を取り続けてきました。
その思いと努力が少しずつ実り、今では農法を教える存在に。
その論文は農業の未来のために惜しみなく公開しています。
「野菜の品質も、ロジカルに説明できるよう分析を続けています」
抗酸化力の高さではコンテストでグランプリをとる作物があるほど。
安全で食べると元気になる野菜を作りたいと、今も進化を続けています。
「食べてぜひ感想を聞かせてほしいです。それがまた進歩に繋がりますから。」
今も新しい技術や論文のチェックは欠かさないという玉造さん。
よりよい野菜づくりへの挑戦は、まだまだ続いていきます。
畑:茨城県小美玉市
生産者:玉造 洋祐
作物:水菜(通年)、ほうれん草(通年)、小松菜(通年)
生産者:玉造 洋祐
作物:水菜(通年)、ほうれん草(通年)、小松菜(通年)