ルッコラとは似て非なるハーブ野菜 辛味が美味しい【セルバチコ】

皆さんこんにちは!
若葉の鮮やかな緑と、さまざまなお花が咲き乱れる、カラフルな情景が楽しめる季節がやってきましたね!そんな中、強い日差しが降り注ぎ、今年も暑い夏が近づいていることを、実感する今日この頃です。
今回おすすめするのは、豊かな風味と、刺激的な味わいが特徴的な「セルバチコ」についてご紹介します!

セルバチコは、別名「ワイルドルッコラ」と呼ばれるように、味や風味がルッコラに似ているハーブの一種です。しかし、見た目はルッコラの丸みを帯びた葉っぱとは異なり、ギザギザとした形状の葉を持つ植物で、ルッコラとは植物学的には異なる種類となります。

また、ルッコラは一年草に分類されますが、セルバチコは多年草に分類されるため、一度植えてしまえば、葉っぱの部分を収穫し、冬を超え暖かい季節を迎えると、新芽が出てきてすくすくと育ってくれるので、繰り返し収穫をすることができます!プランターでも気軽に栽培ができるので、ご家庭のベランダなどでも、ぜひチャレンジしてみてください。

セルバチコは加熱をしてしまうと、特徴的な風味や味わいがなくなってしまうので、生で食べるのがおすすめです。普段の料理のアクセントとして、サラダや料理のトッピングに加えるなどして、セルバチコの風味を活かしてお召し上がりください!

そんなセルバチコの気になる味ですが、ルッコラと比較して、ゴマのような香ばしい風味、ピリリとした辛味や癖になる苦味が、より強く感じられるのが大きな特徴です。辛味の成分としてダイコンやワサビなどと同じく「アリルイソチアシアネート」が含まれており、殺菌・抗菌作用などにより、風邪や食中毒の予防にも効果があると言われています。また、ミネラルやビタミン類も豊富に含まれています。

ビタミンC
ビタミンCには抗酸化作用があり、血管、肌の老化防止や免疫機能を高めたりする効果もあります。

ビタミンK
骨に存在するたんぱく質を活性させ、カルシウムとの結びつきを促す作用もあり、骨粗しょう症の抑制に効果的です。脂溶性ビタミンの一種なので、油を含む食材と一緒にセルバチコを食べるとビタミンKの吸収率が高まります。

アリルイソチアシアネート
セルバチコにはダイコンやブロッコリーなどのアブラナ科の植物に含まれている辛み成分であるアリルイソチアシアネートも含まれています。この成分には殺菌作用・抗菌作用・抗酸化力作用などがあると言われています。

そんな気になるセルバチコとルッコラの抗酸化力(※1)の違いについて比べてみました。
※1 植物ストレス耐性力

セルバチコとルッコラの抗酸化力(植物ストレス耐性力)の違いについて比べてみました ルッコラと比べてセルバチコの抗酸化力が1割ほど高いことがわかりました!セルバチコは風味がルッコラに比べやや強いため、高い傾向なのかもしれませんね。

年度初め忙しい時期であり、まだまだ一日の気温差が気になる日々も続くので、ぜひ召し上がっていただきたい食材です。セルバチコを食べて体を整え、季節の変わり目を乗り越えていきましょう!

青果日和では、これからも青果ボックスにはいっている野菜や果物の情報を、データと共にご紹介していきます。